2021年7月9日金曜日

車社会マレーシア(タイヤパンクの際の応急処置 in Malaysia)

 毎度ご拝読いただける皆様、いつもありがとうございます。


皆さまは普段、車に乗る生活をされておりますでしょうか?


例えば日本でいうなら、仮に東京や大阪などといった電車(JRや地下鉄)が発達した都市にお住まいの方はもしかしたら生活に車は不要な場合があるかもしれません。

もちろん、日本でも普段は車を通勤やレジャーに使用されている方もおられると思いますが、マレーシアは普段の生活から通勤、レジャーまで車への依存度が非常に高い国だと思っています。


KL(クアラルンプール)市内に居住され、勤務されているような方はもしかしたら通常は車は必要の無いケースもあるかもしれませんが、どこか旅行やレストランに行く時などには必ず車(タクシー含む)が必要になるかと...。😅


マレーシアにももちろん路線バスや電車もあるのですが、車であれば複数の人数でも小回りが利き、かつ、個人の都合で自由に好きなタイミングで出発出来ることを考えると、やはりどうしても車を使用してしまいます。

そのように使用頻度の高い車社会において、車に乗る(運転する)という事は、自由に行動できる分、もちろん色々なリスクも伴います。


そのリスクとは例えば渋滞、事故、故障などです。😰


近年のテクノロジーの発達により渋滞情報はカーナビに反映されているので、ある程度は予測できますが、どうしても突然の事故や故障などは予測不可能です。


*私も過去2回、追突事故をされたことがあります😅😅 *幸い軽くで済みましたが。


 例えば高速などの渋滞時に最後尾で泊まっている場合、ハザードランプをつけておくことで追突予防をすることが出来るので、この方法をお勧めします。

 こちらの人は何故だかハザードランプをつけると、急激に減速して警戒する癖があるように思えますので。


また車両の故障については、当然ながらどのようなコンディションの車に乗るのか?ということにもよりますが、マレーシアの車窓からは車のトラブル(故障や事故)をほぼ毎日のように目にします。😅


例えば、信号待ちしていると青信号になっても全く出発せず、急にハザードが点灯され、走れないサインをしながらドライバーが車から降りて来て、ボンネットを開けだしたり。

(たまには携帯いじりに没頭していて、単純に発進しない場合もありますが😅)


先日も高速道路を運転中に目の前で起こった嘘のような本当の話は、私の前方少し先を走っていた車が高速から降りようと車線一番左に寄せて行った時に、その車から右の前輪だけが外れて、そのままタイヤだけが高速の車線を走って行ったり...😂


*運転していたローカルの方にとっては笑い事ではないですが、初めて見た光景であり、その時には笑うしかありませんでしたが。。😵


なおマレーシアは日本のような定期的な車検制度は無く、あくまでも個人管理でメンテナンスされているので、余計に故障やトラブルが多いのかとも感じます。


ところで、マレーシアでは走っている車の種類の多さは、本当に日本に負けないぐらいに様々です。


ここで言う車種の多さとは、各国の車の中で、あまりにも新旧の種類が多く、最新式のベンツやBMWなどのヨーロッパの車が走っていたり、そうかと思えば私が中学生ぐらいの頃に走っていた30年以上前の日産サニーや、何世代前か全く分からないぐらいのトヨタのカローラなども走っています。

私も何世代も前のカローラにしばらく乗っていた時もありましたが、その時の走行距離は何と56万キロでした😱(地球全周の約14倍分です。日本の車ってホント凄いですね)


また道路の路面状況については極端に悪いわけではありませんが、やはり道端にはトラップが一杯😖

例えば石、タイヤの破片(トラックの)、ヘルメット、釘、洋服、長靴など😅


本当に「ここはマリオカートの世界かっ!!」と思うぐらい色々なものが道に落ちています。

*さすがにバナナの皮🍌はありませんが😁


ですので、笑い事ではなく、スピードを出していると本当に危険です。💣


高速道路で運転中に、左車線の前方を走るトラックの大きなタイヤが突然破裂する光景も今まで運転中に何度か見たことがあります😰


あと怖いのが人による高速道路の横断…。😱

突然高速道路脇の草むらから人が出てきたのかと思うと、道路を挟んだ反対側に行こうと様子を伺っていることが多いです。


*車が来ないタイミングを見計らって道路横断ダッシュしている🏃光景を何度も見ます。😨


マレーシアは人が歩く歩道が整備されているのは都市部や新興開拓エリアのみ。

あとはほとんどと言って良い程、歩道が整備されていません。(ゆえに歩道が凸凹です)


もしかして歩いてどこかに行くと言う概念があまりないのかも?と思います。


だから下記の様な事も起こります。

先日もおじいさんが👴高速道路の端っこを歩いてどこかに向かっているのを見ました。

車優先で作られている道なので、恐らく、その道をたどって行けば目的地に着くのが一番早いと思い歩いていたのかもしれませんが...。😓


確かに方々行こうとする時には間違い無く車で行くことが便利であり、私も日々どうしても使用してしまうという事実は否めませんが...。


色々と実体験を記載しておりますが、事実このように車に関する話題のネタにはマレーシアでは尽きません。

そこで、今回はこのように毎日私達が乗る車、特に例えばマレーシア国内旅行(今はまだ無理ですが)やちょっとしたマレーシア国内出張時などに、当然ながら車で行くことも多いかと思います。

その際、仮に道中一人で運転中にタイヤのパンクに遭遇してしまった時に、慌てずに対処できる簡単なスペアタイヤの取り付け方法などをご紹介させていただこうと思います。


実はタイヤパンクの応急処置については、日本にいる時は未経験で、全くの素人でしたが、このマレーシアで1ヶ月の間に3回も経験したので、そこで覚えました。

*しかもパンクは3回とも何故か必ず左の後ろのタイヤでした。


初回パンクはぺナンからの出張の帰り道。イポーというエリア(KLとペナンとの中間地点ぐらい)の所で遭遇しました。

その時は、もう、アタフタ…。😱

今思い出すと何でこんな簡単な事が対処出来なかったのかと恥ずかしくなりますが。😅


確かにその時には高速道路のパーキングエリアでガソリンスタンドに寄った時にパンクに気が付かず、高速本線への合流車線を走り出してから音でパンクに気が付き、慌ててハザードランプを点灯させながらバックし、スタンドに戻りました。😰


スペアタイヤ取り付けが初回という事もあり、その時にはガソリンスタンドのお兄さんに、頼んで応急処置のやり方を教わりながら見ていました。

お礼に心付けを勿論渡しましたが。😥

*諸説あり、心づけは必要ないという方も居られますが、ここは業務以外に個人的に手伝ってくれたことへの感謝です。


そこで学んだ甲斐があり、以降2回目、3回目の時には全く慌てることなく、冷静に対処が出来るようになりました。😁


また2回目のパンクに遭ったのは会社から客先に向かう途中の高速道路で、そして3回目のパンクは帰宅途中のこちらも高速道路上にて発生しました。

偶然とはいえ、1カ月の間にこれだけの間に3回も経験すると、誰でも作業方法のコツを覚え、しかも余裕が生まれ、全く慌てることなく、自分でも恐ろしくなるぐらいスムーズに交換が出来るようになります。  😉


前置きが長くなりましたが、 下記に簡単に手時を記載させていただきますので、参照にしていただければ幸いです。


< マレーシアでのパンク時の対処手順 >


1. 先ずは車を路肩(高速道路なら)に寄せる。 *ハザードをつけると効果的です

・なるべく平坦なところに寄せた方が、良いです。

*作業時の危険度が下がり、作業し易さが上がります。


2.赤△印の危険を知らせるマークを設置 

*車の後方数メートル後ろに置きましょう。

(マークが近いと後続車が見落としたら危ないからです。)


3. 深呼吸をする *慌てずに。リラックスして😉 


4.ジャッキアップを用意 *車種により助手席の下にアタッチされています。




5.ジャッキアップをパンクした側の車体ボディー下にセット。

*ジャッキアップは道路と車の平行を保つ程度で先ずはOK。上げ過ぎないでください。


6.工具を使い、タイヤのレンチを外す。(開ける、締めるの向きがあります)

*下記写真の向きのように工具をセット。自分の体重をかけるように乗ると回ります。

体重の軽い女性は車につかまりながら軽く工具の上でジャンプするように下に加圧すると回り出すと思います。

                                       (タイヤ脇の黒い袋が工具入れ)



               (工具はこんな形状です)

           (このように体重をかけます)*写真は息子です 



7.4つのレンチを外し近くに置く。  *分かりやすい所、危険のない所に



8.パンクしたタイヤを外したら、即、ジャッキ近くの車体本体の下に入れてください。

(タイヤを寝かした向きのままで)

*これはジャッキが外れた場合の、自分の足が車体に挟まれないための予防措置です。




9.仮措置用のタイヤを取り出す。 

*トヨタ VIOSの場合はトランクを開けるとあります。(めくれば出てきます)






10.ここで少しジャッキを回して車体を持ち上げる。

*タイヤを取り付けやすくする為


11.タイヤをつけ、レンチで固定。 *下記写真の方向で回します。



12.工具でレンチをしっかりと締めてください。

 *開けた方向と逆に回します。体重をかけて。



13.ジャッキを回して車体を下げます。*これで完了。お疲れ様でした😊👍 


14.あとはディーラーか修理工場まで行き、すぐに直してもらいましょう❕

*素人の一時的な処理なので、これで大丈夫と過信せず、上記場所まで行きましょう。

 その際はあまり無理な運転でなく、優しいドライブを心掛けましょう。


ラッキーな場合は、下記写真のような高速道路をパトロールしている警察の方に出会えます。こちらの方々は親切で、パンクの応急処置をしてくれ(手伝って)くれます。

もちろん、無料です。また電話してもOKですが、どのくらいで来てくれるかは不明。


高速警察電話番号:1 800 88 00 00




マレーシアの場合、今の場所を伝えるのが難しい時には、電話に出た方の電話番号を聞いてWhat's upなどでロケーションのメールを送れば良いかもしれません。


最後に、どうしてもご自分で対処出来ない場合、車の修理やメンテナンスのプロでかつ日本語で対応いただける「タイガー商事」さんのリンクも貼っておきますので、よろしければご参照ください。

パンクは予測不能なので、予備知識などを事前に相談し、プロの方より対処法や予防方法を聞いておくのも良いかと思います。


タイガー商事さん Webサイトhttps://tigershoji.com/


*私も過去何回かお世話になりました。


担当の日本人の方も居り、気軽に相談に乗っていただけますので、何かありましたらお問い合わせしてみてください。


パンクや故障のないことを願っておりますが、こんな私でもパンクの際の応急処置が出来るのだから、是非このブログを見て応急処置の際のお手伝いが出来ればと思います。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。


コツややり方を覚えていただくことにより、慌てることなく安心して処理が出来るようになります。

応急処置が必要になる前に、拝読いただき、イメージをつかんでいただく参照にしていただければと思います。







It's a great day to start with.(思い立ったが吉日)

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