毎度ご拝読をいただける皆様、いつもありがとうございます。
私は昭和生まれであり、小さな頃から、「日々天よりいただいている食べ物を残したり、粗末にしては行けません」という風潮の中で育ってきたこともあり、当たり前ですが、例えばレストランなどで食事をする際には自分達が食べらる分だけをオーダーするようにしています。
本当はあれとあれを食べたいと思っても、「絶対に残してはいけない」という強迫観に縛られているせいもあり、少しでも残すリスクを抱えている場合、自動的に自身にブレーキがかかります。
便利と思えば、、、ですが、決してストレスフリーな行動ではありません😓
この感覚は日本人的には「当たり前」と言えるかもしれませんが、国により習慣が違うと、例えば、食べきれるだけの食事を出すのは失礼にあたり、相手が残すような量(もしくは品数)まで提供するのが「当たり前」という文化も他国においては存在します。
それではマレーシアにおいてはどうかというと、食事の量については比較的に多い方ではないか?と感じることが多く、行列のできているお店や人気店は単純に美味しいということだけでなく、量も多い傾向あると思います。
量が多いことは決して悪いことではありませんが、食べきれなかった時に感じるあの「罪悪感」的なものは出来る限り避けたいと思うのが普通です。
*Food wastageは昨今、問題とされていますからね❌
頼んだものが仮に食べきることが出来ない場合、もしくは食べきれないなら(もったいないと思うなら)持って帰ればいいではないか❗と悩まずに思う事が出来るようになったのはこのマレーシアに来てから学んだ事の一つでした。
*マレーシアのおかげです😊
マレーシアでは習慣的(?)なのか、もし仮にオーダーしたものが食べきれなかったとしても、普通に「持ち帰り」が可能です。
*皆さん当たり前のようにしています。👍
中にはお店で食べたものをもう一度家で食べようとされている方も居られますが😅
以前日本ではオーダーしたものは何とか頑張って食べるか、最悪の場合、残すという選択肢しか味わったことが無く、もったいないから持ち帰りにするという発想は本当にそのお店と関係が近い方のみ許されるような行為でしかなかったように思えます。
また日本では四季があり、シーズン的に仮に持ち帰ったものを食べたのが原因で体調を悪くするケースを避けるということもあることから、お店側で持ち帰りをお断りするようなケースも以前は見受けられました。
ですがこのコロナ禍の中で、日本でも持ち帰りや出前の習慣が増えていることもあり、最近の日本ではこうした食べ残しなどに対する持ち帰りの感覚(対応)はどのように変化しているのかが気になっている部分の一つです。
こちらマレーシアにおいて言うと、この「持ち帰る感覚」はごく普通の当たり前の事項になっており、例えばレストランで食べきれなくて残してしまった際にも、この食べ残すことによる「罪悪感を感じるストレス」を感じることなく食事が出来る環境であると思います。
そういった意味では窮屈な感じが無く、リラックスして食事が出来るベストな環境です。
もちろん、仮に持ち帰ったものを食べて体調を崩したとしてもそれはあくまでも自己責任の範囲だと思うのですが。😓
ところで私の住んでいるセランゴール州は、マレーシアの中でも日系企業の工場も多く存在し、またKL市内にも比較的近く、更に日本人学校もあります。
この度2021年7月3日よりマレーシア政府によるEMCOが施行され、学校等は基本閉鎖、また一部の産業を除き、大部分の工場や店舗も稼働&営業停止の措置が取られておりました。
但し、生活に必要なサービス(エッセンシャル)は営業が許可されており、その中には病院やクリニック、ガソリンスタンドやスーパーマーケットなどがあり、特にレストランについては持ち帰りのみ許可がされている状況です。
*2021年8月の本日時点でもまだ持ち帰りのみで、まだ店内飲食が出来ません😭
ワクチン接種も進んでいる状況ではありますが、店内飲食が可能になるのではもうしばらくかかるのでは無いか...とも思われます。
*早く店内飲食出来る状況が復活して欲しいですが。👍
その為、今は持ち帰りが当たり前であり、例えばオーダーしたものをデリバリーしてもらったり(grabフードやフードパンダなど)、お店独自のデリバリーがあったり(マクドナルドやKFC、ドミノピザなど)、お店に自分が行ってそのまま持ち帰るなどその時の状況に合わせてデリバリーは色々と変わります。
例えば、最近はめったに無いかもしれませんが、LCCのエアアジアがこのコロナ禍で飛行機が飛ばず、会社自身の運営が厳しい状況になっている中で、最高責任者(CEO)であるトニーフェルナンデス氏自身がフードデリバリーをしてくれる😲といったユニークなフードデリバリーも見受けられます。😁
各企業やお店も今日生き残りをかけてオリジナルのアイディアで勝負しています。
今日はマレーシアでの持ち帰りのスタイルはどのようなものかを紹介したいと思います。
マレーシア在住の方にとってはごく当たり前のことですが、日本在住の方においてはこの包装の仕方は少し考えられない(ありえない)と思うものから、あっ同じなんだと思うものまでいくつかをご覧いただければと思います。
ちなみにマレーシアの英語はUK(イギリス)の影響を受けているせいか、持ち帰りは”Take Away”になりますが、中国語の影響もあるので”ターパオ”もしくは”タッパオ”と仮にマレー人の方に言っても通じてしまいます。😆
タッパーウェアの”タッパー”でもお店により通じる可能性も高いです😁
< 持ち帰りマレーシアスタイル >
・ローカルフード:ひとくちスナック
*スナックは紙に包まれ、そのままビニール袋に入れられています。
・ローカルフード:ドライヌードル&ドリンク
*麺は容器に入れられています。もしスープの場合は下の写真のドリンク同様に
ビニール袋に入れられています。😅
・ローカルフード:チャーハン *味は美味しいんですがやっぱりビニール袋😅
・ショッピングモール内の店舗のローカルフード:ナシレマ+チキン
*至って普通な感じです。