いつもご拝読いただける皆様、こんにちは。
突然ですが、皆さまは「ナシレマ」(Nasi Lemak) とは何かご存知ですか?
答えは、ザ・マレーシア国民食と言えるマレーシアを代表する食べ物です。
*マレー語で ” Nasi ” はご飯、" Lemak "は太い(Fat)という意味です。
ココナッツで炊いた”太るごはん”という意味があるようです。
(確かに、カロリーも高いのでたくさん食べると確実に太ります😅)
実は私はマレーシアに来る前は、ほぼ辛いものは食べられませんでした。
マレーシアの食べ物、特にマレー系の料理は味を極端に表現すると辛いか甘いか。
特に甘辛い味の食べ物はこちらの国の方は大好きなようです。
インド系の料理はもちろん、カレー味。でもやはり辛い味のものが多いです。
中華系の料理にも、辛い物(チリなどが入っていたり)もたくさんあります。
最初私がこちらに来た当初は、なるべく辛そうでないものを恐る恐る選んで食べていましたが、食の幅が狭まくなってしまうのはこのマレーシアではもったいないと思うようになり、時間をかけて少しずつ辛いものにチャレンジしながら今に至ります。
食べ慣れてくると不思議なもので、最近ではチリバリ(ドライチリ)に醤油を入れたものがないと少し物足りないと思うようになりました。
ジンジャーチリや、チリバリ入り醤油は自分の中で 味変アイテムとしては、マストアイテムになりました。
自分の人生の中で、ある意味自分の食生活の範囲を変えてくれたこの「ナシレマ」に敬意を表し、今回、このマレーシアを代表する食べ物『ナシレマ』をご紹介したいと思います。
ナシレマについては、辛いものが苦手だった私にとって、辛いものを好きにしてくれた食べ物の内の一つです。
また、マレーシアのホテルの朝食には必ずと言ってよいほど、ナシレマとカレーが用意されています。(逆に用意が無いのを見たことが無いぐらいです)
😅朝から辛い物やカレーを食べるのはちょっと、、、という方にはもちろん、パンや果物、サラダ、ヨーグルト、シリアル、その他におかゆなどもホテルにはありますのでご安心ください。
通常食すナシレマは、ココナッツミルク、パンダンの葉などを入れて炊いたご飯に、
下記をトッピングとしてつけます。
< トッピング類 >
・サンバルソース(唐辛子のソース)
・ピーナッツ(茶色い内皮付き)
・イカンビリス(小魚を揚げた塩辛い味のもの)
・きゅうり(スライスですが、割と厚切り😅)
・たまご(ゆで卵のスライスや目玉焼きまたは、まれにオムレツ)
*お好みでフライドチキンやレンダンチキンをつけることも出来ます。
ナシレマはその独特な風味から、嫌だという方もおられます。
ですが私の場合、全般的に辛い物は苦手であったのですが、このナシレマはご飯料理ということもあり、何度も食べて進めていくうちに、ナシレマのみならず、ある程度のレベルの辛いものが欲しくなるという反対の状況に変わってしまいました。
ナシレマを好きにさせてくれた理由はやはりサンバルソースの美味しさ(辛さと甘さの対比)にあります。
ナシレマ必須のサンバルソースは塩辛い味や甘辛い味など、作る人により様々の味を楽しむことが出来、まるでラーメンの出汁のようにお店により全然違います。
*サンバルソースは基本、やはり辛いです。
しかしながら、お店や作る方にもより、辛さが控え目なこともまれにありました。
個人的なお勧めは甘辛い味のサンバルソースです❕😁
ナシレマの味はサンバルソースの味で決まると言っても過言はありません。
ナシレマは通常、露天で販売されていて、マレーシアの方の出勤前(後)の朝食として非常によく食べられています。(ナシレマは朝食用というイメージが強いです)
例えばホーカーセンター内のナシレマ専門店の屋台や、街中にあるカフェの常時メニューに載っている場合は、朝だけでなくいつでも食べることが出来ます。
マレーシアにあるカフェレストラン「パパリッチ」(Pappa Rich)には常時メニューに
ナシレマがあり、朝のみでなくいつでも食べることが出来ます。
*ベジタリアンナシレマのサンバルソースはなかなか美味しいと思います。
(単純に私好みなのかもしれませんが😊)
余談ではありますが、マレー人の方は食事は基本手(右手)で食事を行います。
ナシレマを食べる際にはご飯、サンバルソール、トッピング類を手で混ぜて
食べていますよ。(もちろんスプーンを使用する方もおられますが)
・写真はいつも食べているお気に入りのナシレマです。 *チキンはありません
*最初はこんな包で登場(包み方は時々、エッというものもあります😏)
・最強のサンバルソール 登場!
・ドアオープン!!(たまごダブル、ピーナッツ、キュウリ イン)
・サンバルソース オン!!!
・ロックオン、戦闘準備完了!!!!
・今日も完勝!!!!! ごちそうさまでした😁
コメント:
甘い口当たりのサンバル(唐辛子のソース)が広がった後に、辛さが急に
追いかけてダイブしてくるような感じです。
ゆでたまごに目玉焼きをプラスすると、食べた時に一瞬だけ辛さを和らげる
効果を得られます。😄
個人的には、トロトロオムレツが乗っていれば最高です。
もちろん食べた後はサンバルソースの唐辛子の効果もあり、汗だくです。
私はバツグンに美味しいと思っています。😉
ナシレマに代表されるように、マレー系の方はご飯ものが大好きな傾向があります。
もちろん、ここ最近では食べ物も多様化し麺類やその他の食べ物も増えつつありますが、
どうしてもご飯系のものが多く、また色的にカラフルなものもあります。
ところで皆さまはブルーライスとはどのようなものかご存知でしょうか?
マレーシアに来て初めて見た時には正直驚きました。「ええーっ、本当に美味しいの??」というのが感想です。
ブルーライスの他にもパンダンリーフで色付けをした「グリーンライス」もあります。
ブルーライスもナシレマと同様にご飯ものですが、ごはんの色が ” 青 ”です。😅
*日本料理では決して見ない色付けです😅
ブルーライスを見た時には、最初にちょっと食べる事への怖さを感じましたが、折角マレーシアにいるんだから勇気を出して食べてみようという思いに駆られ、チャレンジしました。
食べる前にはどうしてもあのかき氷でお馴染みの「ブルーハワイ」の甘酸っぱい味を想像して口いっぱいに広がっていましたが、、、食べてみると全くとういうか味はいつも食べるナシレマのご飯より独特の風味が抑えられている感じでした。
(単純に色が青いだけのような)
一度食べると、当初描いていたイメージとは違い、普通に食べやすく個人的には口当たりも優しく、美味しいと思っています。
*ご飯の青色は花から取っているようです。
・写真は先日食べたブルーライス。
(お店により若干青色の差あり *こちらはチキンあり!!)
・こちらは別の種類のブルーライス(ドライのサンバルソース付き)
コメント:
私の好きないつものサンバルとは違ったソース(唐辛子の)が
今回はついており、少し入れただけで尻込みしてしまうぐらい辛いです。
(私は辛さにあまり強い方ではないので)
ゴマフレークのようなふりかけをかけて食べます(少し甘いです)
ごはんの色が青いということを受け入れられれば、美味しくいただけます。
色合いは綺麗だと思います。😊
もち米ではなく、お米はパラパラしています。
魚っぽい味のチップスが付いている場合があります。
私は東南アジアのご飯は慣れている方なので、特別変な臭いは感じません。
(鈍感というべきかも?ですが😅)
ソースを控え目にかけたので、食べた後は汗だくにはなりませんでした。
もやしなどの野菜が付け合わせでつきます。
・ごちそうさまでした。(完食😋)
皆様も、今後マレーシアに来ることがありましたら、是非とも勇気を出して露店で売っているナシレマとブルーライスにチャレンジしてみてください。
ショッピングモール内にあるマレーシア料理のレストランには、ナシレマだけでなく、このブルーライスも見かけることがあります。
レストランで食べるブルーライスも味も美味しく、盛り付けは綺麗ですよ。😄
(もちろん、味には個人差がありますので、お気にいらない場合はご容赦ください😅)
今後ももしこのユニークなご飯料理がありましたら、ご紹介させていただきます。
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